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【北九州市八幡東区】世界と北九州をつなぐ拠点~JICA九州の取り組み最前線

~2026.3.29

北九州市八幡東区にあるJICA九州は、地域と世界を結ぶ国際協力の拠点として、多彩な活動を展開しています。

海外支援というと遠い国の話に感じがちですが、実は私たちの暮らしのすぐ近くに、世界とのつながりを感じられる場所があります。

今回は、そんなJICA九州の魅力と最新の取り組みをご紹介します。

ネリカ米イベントで広がる食と国際理解

JICA九州では、アフリカで開発された「ネリカ米」をテーマにしたイベントが昨年、開催されました。

開発に携わったのは、元国際協力機構 専門家、稲作上級技術アドバイザー、通称Mr.ネリカと呼ばれる、坪井達史さん。

ネリカ米は、畑で獲れる品種で、厳しい環境でも育ちやすく、多くの地域で食糧問題の改善に貢献しています。

イベントでは、実際にネリカ米を使った料理の試食や展示が行われ、来場者は“食”を通して国際協力を身近に感じることができました。

普段食べているお米と比較しながら、その背景にあるストーリーを知ることで、遠く離れた国々の暮らしに思いを馳せるきっかけにもなっています。

協力隊のOBである方々には、神様のような存在であることが伝わったイベントでした。

大学生が描いたJICA特別バス

JICA九州の取り組みの一つとして、学生がデザインを手がけた特別ラッピングバスがお披露目されました。

このバスは、左右に協力隊が派遣される国のイラストがアニメ的風に描かれており、アニメの聖地として知られている北九州ならでは。

写真を撮っていて、ナンバープレートが「59-31」(国際)なことに気付きました。

海外からの研修員が学ぶ消防訓練

JICA九州には、海外から多くの研修員が訪れています。

その中でも特徴的なのが、日本の防災技術を学ぶ消防訓練です。

北九州市は、災害対応や安全対策において高い技術と経験を持つ都市として知られています。

研修では、実際の訓練施設を使いながら、消火活動や救助の方法、組織的な対応の仕組みなどを実践的に学びます。

参加するのは、アジアやアフリカ、中南米など、さまざまな国の消防関係者。

彼らはここで得た知識や技術を自国へ持ち帰り、地域の安全向上に役立てています。

こうした取り組みは、国際的な防災ネットワークの強化にもつながっており、北九州の技術が世界で活かされていることを実感させてくれます。

青年海外協力隊で世界へ一歩

「いつか海外で役に立ちたい」そんな思いを持つ方に向けて、JICA九州では青年海外協力隊の募集も行っています。

協力隊は、開発途上国に派遣され、教育、医療、農業、スポーツなどさまざまな分野で活動するボランティア制度です。

現地の人々と共に生活しながら課題解決に取り組む経験は、自身の成長にもつながる貴重な機会となります。

応募にあたっては特別な資格が必要な場合もありますが、未経験から挑戦できる分野も多く、幅広い世代に門戸が開かれています。

説明会や相談会も随時開催されており、一歩踏み出すためのサポート体制も充実しています。

地域に開かれた国際交流の場として

JICA九州は、単なる研修施設ではなく、市民が気軽に立ち寄れる国際交流の拠点でもあります。

館内には展示スペースやレストランもあり、異文化に触れながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

世界の課題や取り組みを“自分ごと”として感じられる場所が、ここ北九州にあることは大きな魅力です。

イベントや見学を通じて、国際協力の現場に触れてみてはいかがでしょうか。

きっと新たな視点や気づきが得られるはずです。

(さくらはなこ)

JICA九州

住所:福岡県北九州市八幡東区平野2-2-1

電話:093-671-6311

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この記事を書いた人
「Yahoo!ニュースエキスパート地域クリエイター」、「北九州ノコト」で執筆活動中。 福岡県内を中心に取材活動を実施

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