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【北九州市若松区】キャリア教育・地元企業とともに地域課題を考える~若松学園高稜高等学校

~2025.12.27

北九州のまちでは今、学校と企業が手を取り合い、次代を担う若者を育てる取り組みが広がっています。

その一つとして、このたび若松区にある若松学園高稜高等学校で、北九州市に本社を置く 大英産業株会社、株式会社大英工務店、KiTAQ WOODと連携したキャリア教育イベントが実施されました。

地域に根ざした企業と高校生が直接向き合う、実践的な学びの現場です。

地域課題に取り組む~森林・林業の現状

今回の連携授業は、高稜高校のキャリア教育の一環として行われ、対象は2年生の資格・情報コースの生徒たち。

テーマは、北九州市が抱える「森林・林業の現状」という地域課題です。

一見すると、高校生の日常生活からは少し距離があるように感じられるテーマですが、実は私たちの暮らしや仕事と深く結びついています。

その関係性を、体験を通して理解してもらうことが今回の狙いでした。

キャリア教育の目的とは

授業の目的は大きく三つ。

一つ目は、地域課題を自分ごととして捉える「当事者意識」の育成。

二つ目は、課題解決に関わる多様な仕事を知ることで、キャリアの選択肢を広げること。

三つ目は、地域企業と学校が連携し、実践的な学びを生み出すことです。

プログラムの中心となったのは、北九州の地元ブランド材「KiTAQ WOOD」を使ったワークショップ。

「木を使うこと=森を守ること」という考え方を軸に、地域資源を活用する意義を学びました。単なる講義ではなく、実際に木材に触れ、手を動かすことで、森林と私たちの暮らしのつながりを体感できる内容です。

自分の手で作品つくり

生徒たちは電動ドライバーや金づちを手に、ベンチ製作に挑戦。

最初は工具の扱いに戸惑う様子も見られましたが、次第に声を掛け合い、協力しながら作業を進めていきました。完成に近づくにつれて表情は真剣さから笑顔へ。

ものづくりの楽しさと同時に、「木を活かす仕事」が地域の未来を支えていることを、自然と理解していく姿が印象的でした。

今回の連携授業を通じて、生徒たちは「仕事」は単に収入を得る手段ではなく、地域の課題解決や未来づくりに直結していることを学びました。

また、北九州にはその最前線で活躍する企業が身近に存在していることも、大きな気づきだったはずです。

学校、企業、そして地域が一体となって若者を育てる

また、別の日には行政課題解決支援プログラムに選定された、株式会社ミライクルラボと連携キャリア教育が行われました。

これは、北九州市産業経済局未来産業推進部スタートアップ推進課連携事業の一環で、対象は資格・情報コース1・2年生の希望者です。

「若者たちのコミュニティ形成事業」

「アントレプレナーシップ教育」

「教材開発」

「人材育成」

などを行っていくことを趣旨とし、目的は、北九州市の行政課題を共に考え、未来の人材育成と地域の持続的発展につなげることです

このような学びの積み重ねが、将来、地域を支える人材を育み、北九州の未来をより豊かなものにしていくに違いありません。

(さくらはなこ)

若松学園高稜高等学校

住所:福岡県北九州市若松区二島1丁目3番60号

電話:093-791-3911

キャリア教育や学校行事についてはInstagramから

この記事を書いた人
「Yahoo!ニュースエキスパート地域クリエイター」、「北九州ノコト」で執筆活動中。 福岡県内を中心に取材活動を実施

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